レトロフィット
Products

【新品機械を購入するほどの余裕がない】
【長年使ってきた機械が最近精度が出なくなってきた】
【古い機械の機能をアップさせて生産性を向上させたい】
【使い慣れた機械が生産工程の変更で不要となったがまだ別な用途で使いたい】

既存装置のレトロフィットをご提案します

このページでは中古の横中ぐり盤に、ロータリーテーブル、新規製作した改良型ガンドリルユニットを組み付け、ガンドリル加工機に生まれ変わらせた事例をご紹介させて頂きます。

完成までの工程

母機の選定
母機の選定

今回はあらかじめ仕様の決まったガンドリル加工機を作ることになっていたので、社内休眠設備を使用するのではなく中古設備を購入し製作を開始致しました。

分解・オーバーホール
分解・オーバーホール

不具合箇所を発見する為に分解・オーバーホールを行いました。

スケッチ
スケッチ

分解した部品に破損があったり、改造の為に変更しなければいけない部品があった為にスケッチを行いました。

精度測定
精度測定

三次元測定機を使用し、分解した部品の精度検査を行いました。製品として組み上がった時に加工精度に問題があるのか等を検査担当者、設計担当者、組立担当者が確認し部品の合否を判定しました。

設計
設計

測定結果及びスケッチをもとに設計担当チームで修繕、改良について全体計画を策定。
今回の目的仕様を満たす為にはどのようにすれば良いのか図面を作成しながら進めました。

精度修正
精度修正

精度検査で要修正と判断された部品について追加工または再製作にて部品要求精度を確保しました。
写真はテーブルの精度確保の為追加工したものに摺り合わせの作業を行なっている様子です。

追加ユニットの製作
追加ユニットの製作

今回ガンドリル加工機への改造ということで主軸ユニットを新規製作しました。

制御設計
制御設計

制御軸の追加及びNC化する為の機器の追加、操作盤の変更、周辺装置の追加、制御プログラムの設計を行いました。

電装
電装

制御設計にもとづいて電装の改造を行いました。制御盤、操作盤の製作も社内対応しました。

試運転・完成
試運転・完成
各動作の精度検査及び加工後のワークが仕様を満たしているかどうかを確認した後完成となりました。

改造後の仕様

改造後の仕様は下記表のようになっております。

テーブルサイズ 1,600mm×1,400mm
加工径 φ5mm~φ20mm
最大加工深さ 最大加工深さ2600mm
最大積載重量 7,000kg
主軸回転数 MAX 4000rpm

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お問い合わせ先
営業部 佐野  TEL/025-255-2566
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